2012年3月16日金曜日

危険な浄水器


日本ではミネラルウォーターに先駆け、浄水器の普及が先行していたことが挙げられる。水処の日本では、水にお金をかけるという発想は、馴染みがなかった。とは言え、まずい上にカビ臭までする水道水を、そのまま飲み続けることにも抵抗がある。そこで、おいしさと安全性を謳い文句とした浄水器は、ブームとなった。浄水器を通した水道水がおいしくなる理由は、水道水に含まれる殺菌剤の塩素を活性炭が取り除くからである。それが、浄水器の働きそのものだが、フィルターの膜は水道水に含まれる不純物も捕らえ、フィルター表面に貯め込む。そのため、フィルターの交換時期を逃すと、浄水器は雑菌の繁殖基地と化してしまう。浄水器は水道水の雑菌を押さえるために投じられた塩素を取り除くことによって、水道水を多少おいしくさせた。だが、そのことによって安全性を売り物にできないという矛盾を併せ持つこととなった。(出展:ガロンボトルビジネス最前線)

水道水の水が不味くて、その対策として浄水器を装着するのはごく一般的ですよね。
その機能を考えると美味しくするというより、不味さの基を濾過しているわけです。
そこで、その濾過機能が不純物として雑菌を溜め込むのですね。
どんな家庭用浄水器でもカートリッジの交換時期ってありますよね?

キチンと守って交換してますか?

使い方を間違えると、あなたの浄水器は雑菌を増殖させる装置になっているかもです。

0 コメント:

コメントを投稿